参加高専生を募集!
レクチャー、メンタリング、GAPファンド資金※のサポートを受けながら
高専生がゼロから自身の事業アイデアの実現を目指す年間プログラム
※一定の審査があります
事業構築を学び、アイデアを形にする ――未来を創り出す挑戦を。
Kosen Incubate Committee(KIC)
全国の高専生を対象に、学科や学年を問わず誰もが挑戦できるアントレプレナーシップ教育プログラムです。前提知識や準備がなくても、レクチャーを通じて事業創造の思考回路を学び、メンタリングを通してアイデアを形にしていく中で、事業者としての視点や経営知識、実践的なスキルを身につけることができます。また、審査基準を突破した事業については、GAPファンドから実証費を提供します。この資金を用いてPoCを進めることも可能なプログラムです。
Kosen Incubate Committee(以下、KIC)は、全国の高等専門学校向けに、高専教育で培った専門分野の知識や技術を活かし、地域や身の回りの課題解決につながる事業の構想及びこの活動を通じて起業家やスタートアップ、経営人財として重要であるアントレプレナーシップを養うことを目的としたプログラムです。 本プログラムでは、事業創造のために必要な思考回路を学ぶワークショップ形式のプログラムを提供し、自身の事業アイデアの構築・実現に取り組みます。 また、特徴の一つとして、学科や学年、知識レベルを問わず「何かを作ってみたい」や「起業に興味がある」といった個人のアントレプレナーシップさえあれば参加できるオープンな公募形式を採ります。研究内容や身の回り、地域の課題など自身の関心ごとをテーマに、アイディエーションからプロトタイピングまでをカバーした対話的なレクチャー、および、隔週ペースでのメンタリングを通じて、参加者の意向や状況に応じた伴走を実施します。
前期
前期では、事業創造のために必要な思考回路を学ぶワークショップ形式のプログラムを行います。全7回のレクチャー講義と隔週1時間のメンタリングを通じて事業アイデアの具体化に取り組み、高専出身の起業家やVCに対してピッチ形式で発表をします。 また、高専出身の起業家や経営者との座談会を通じて、学生時代のリアルや起業してみて困ったことなど、リアリティ高く生々しい話の中で、自身の起業家精神を養います。 前期のワークショッププログラムについては、令和6年度より、広島商船高等専門学校にて、高専間提供科目として講座を開設しています。
後期
後期PoCプログラムでは、大型GAPファンドの資金獲得や他ビジネスコンテストへの挑戦など、ビジネスプランのコンセプト立証を目指し、メンタリングによる実証支援やピッチ指導、ベンチャーキャピタルとの相談会組成などの伴走支援を提供します。また、ステージゲート審査をパスしたチームに対しては、初期的なPoCにかかる費用(最大50万円)をReGACYが運営する高専学生向けGAPファンドから拠出いたします。この資金を用いて、デモの材料費およびクラウドファンディング実施費用等として活用し、PoCを進めます。
後期に実施されるPoCプログラムの最後には、その成果を投資家目線で審査する審査会にて発表します。審査員より受けたフィードバックから、次年度以降の活動について方針を協議し、学生の意思に応じて、プログラム終了後も事業構想を継続できるような環境を提供する仕組みを整えます。
このプロジェクトの特徴として、全国の高専生が地域課題を解決する事業アイデア創出に自発的に取り組むことができ、 また、アントレプレナーシップ教育という位置づけから個人主体の取り組みであることが最大の特徴です。
私がKICに参加した理由は、高専に入学したときから「ものづくり」に興味があったことが大きいです。自分が作ったものが社会で求められる、そんなものを作りたいという思いが強くなり、KICに挑戦してみようと思いました。
広島商船高等専門学校 商船学科 准教授 岸 拓真
広島商船高等専門学校
「事業」を興してみることを学ぶ、磨くことができる場
高専インキュベート委員会は、高等専門学校で、「事業」を興してみることを学ぶ、磨くことができる場だと思います。自分が「好き」であることや、社会に「出してみたい」と思う「技術」や「サービス」がある人にとって、最高の学びの場です。
ReGACY Innovation Group株式会社 取締役 兼 執行役員 (Public sector& Government Group)
一般社団法人ローカルイノベーション協会 代表理事
桶谷 建央
ReGACY Innovation Group株式会社
“高専”を有望スタートアップの人財供給のメッカへ
KICでは、高等専門学校で築き上げられる技術的な素養・知識を土台としながら事業構想に必要となる基礎知識や経験、マインドセットを獲得します。このプログラムを通じて、多くの実践的かつ創造的な技術×アントレプレナー人財を育成することにより、高等専門学校を有望スタートアップに人財供給できる人財・技術の教育拠点として進化させていきます。
広島県 竹原市 市長
今榮 敏彦
株式会社estie CTO
岩成 達哉
株式会社みらい創造インベストメンツ 取締役 共同創業者
金子 大介
株式会社みらいスタジオ 代表取締役 / 株式会社高専キャリア研究所 代表取締役
兼城 駿一郎
株式会社サムライインキュベート 代表取締役
榊原 健太郎
令和4年度クラウドファンディング応援者
岡本 拓也 様 / ダイチ 様
「KIC」は令和4年度に初めて開催されて以来、今年で3回目を迎え、昨年度より参加校が大幅に増加し、今年は全国から18校の高等専門学校、86名の学生が参加することが決定しました。
令和6年度参加校
全国から18校、86名の学生にご参加いただいております。
その他、4校の高等専門学校